【お客様の課題に合った提案で多数の中途採用を実現!】
取材先企業:株式会社日鉄エンジニアリング 様
業種:建設業
従業員数:単独1,648人 連結4,923人(2023年3月末現在)
課題:キャリア・中途採用のノウハウが属人化している、応募者獲得(母集団形成)に苦戦している
『steer』を利用した企業の事例をインタビュー形式にてご紹介。
今回取材したのは、『steer』を通して、中途採用の歴史が浅い中で多数の採用を成功させた株式会社日鉄エンジニアリング様。
同社の人事部採用室のマネージャーを務める芹川さんにお話を伺った。
■この記事のポイント
・キャリア・中途採用の歴史が浅く、ノウハウが属人化する中、難易度の高い採用を実現。
・会社の課題にカスタマイズした提案。
■タイムリーにありのままの情報を伝えてほしい。
ーーまずは芹川様の仕事内容を教えてください。
芹川さん:
私は人事部採用室のマネージャーを務めており、基本的には採用全般に責任を持っています。
その中でも私のメインミッションはキャリア・中途採用領域の統括ですが、一部、障がい者採用や新卒採用領域の補助もやっております。
ーー日鉄エンジニアリング様はどのような会社なのでしょうか?
芹川さん:
バイオマス発電所や地熱発電所、最近では洋上風力発電などのEPC(エンジニアリング・ プロキュアメント・コンストラクション)を設計して、ベンダーさんに作ってもらい、それを調達して建設工事まで請け負う会社です。
現在はSDGsという点でカーボンニュートラルに一番力を入れておりますが、もともとは新日鉄の一事業部として存在していた会社で、2006年に分社化、独立しました。
社会の教科書に出てきた新日鉄の前身である官営八幡製鉄所の建設者が私たちの祖先のようなものですね。
ーー八幡製鉄所、私も学校で勉強した覚えがあります。
弊社サービスを利用する前の課題はどのようなものでしたか?
芹川さん:
弊社の特定の分野での建設技術者が多いこと、全国に長期出張する職種であり応募意思を獲得しにくい等、採用難易度が高いポジションが多いです。
「候補者が集まらず、採用できない」という課題がありました。また、キャリア・中途採用の文化がなかった会社だったので担当者が私しかおらず、社内に相談できる人もいませんでした。
ーー芹川様おひとりでこの大きな会社様の採用全般を担当するのはとても大変ですね。
これらの課題を解決するために求めていたサービス像はありますか?
芹川さん:
できる限りタイムリーにやり取りをして、お互いにありのままの情報を伝えられるエージェントさんを求めていました。
私たちの会社は求人条件の関係で応募がとにかく少ないので、エージェントさんからしたら気まずいことが多いと思います。実際に応募が2か月ゼロだったこともあります。
そのような中で、採用成功に向けて建設的な意見交換ができるエージェントを探していました。
■会社の課題に寄り添ったご提案
ーー弊社を知ったきっかけや利用しようと思った理由を教えてください。
芹川さん:
代表の佐藤さんは前職の大手人材会社にいたときから、コンサルタントとして弊社を担当していただいていました。その後、佐藤さんが独立し、今の会社を立ち上げるタイミングで継続してお願いさせていただきました。
佐藤さんにお願いした理由は、難しい案件が多い中で無理難題に応えてくれたり、私たちのためにカスタマイズした提案をしてくれたりして、全面的に協力していただいたからです。
ーー弊社の佐藤とは長い付き合いなんですね。
サービスを利用いただき、どのような変化がありましたか?
芹川さん:
去年は62名中途採用した中でほとんどエージェントに頼っており、steerさんは決定数が上位3社のうち1社でした。上位3社が全体の6割の決定を占めているため、非常に重要な役割を担っていただいています。また、施工管理やDXなどの難しいポジションを埋めていただいております。
■私たちの会社を好きでいてくれる
ーー実際にやり取りする中で印象に残っていることはありますか?
芹川さん:
既存のエージェントの枠組みを超えた提案をしてもらったことですね。
海洋本部という洋上風力事業を担当する部署の採用でかなり苦戦していた時、社内でやり方を変えなければという話をしていました。広告を出してもマンパワーが足りず、後工程を解消できないだろうと考えていました。
そこで、この課題をsteerさんに相談したところ、エージェント機能と広告機能を併せたようなサービスを提案していただき、解消することができました。
中途採用に慣れておらず社内のノウハウが属人化しているため、中途採用でうまくいっていない点や自分自身がどうしたらいいかわからない点を相談できる、steerさんの存在は、非常にありがたいです。
ーー他社サービスより魅力的に感じることを教えて下さい。
芹川さん:
私たちの会社を好きでいてくれることです。
エージェントの方が私たちの会社を理解して、好きになってもらえない限り、求職者に魅力を伝えることはできないと考えています。
エージェント業は採用したい部門と求職者の間に関係者が複数介入するため、スピード感がなくなります。そのため、最終的に候補者に届く求人情報の精度にばらつきが出てしまいます。そんな中で日々、何度も直接お会いさせていただき、私が思い描いていた採用を実現させていただいております。そして、とにかく一番広い領域で手伝っていただけるのはsteerさんのみです。
■「採用」というワードを聞いたら真っ先に相談したいエージェント
ーー今後弊社に期待することは何でしょうか?
芹川さん:
キャリア・中途採用が私ひとりで属人的になってしまう点を客観的に見て、ご意見をいただきたいです。また、採用の裾野を広げるとなると、他のエージェントの新規開拓やうまくいっていないところの改善を進めていく必要がありますが、そのような相談もさせていただきたいです。
何度も電話できるなど、担当者にすぐ頼れるのはとても安心材料でこれからも関係を続けていきたいです。
ーーありがとうございます。これからも全力で支援させていただきます。
弊社のサービスをどのような会社におすすめできますでしょうか?
芹川さん:
建設・施工管理などの難しいポジションで採用が進んでいない会社さんは一度、話を聞くことをおすすめします。steerさんは一人ひとりのレベルが高く、情報量・知識・熱意をもってこちらの期待や課題に全力で応えていただけると思います。
インタビューを終えて
本音ベースでニーズや課題を伝えてもらえるからこそ非常に良い支援ができております。
これからも、現場の声を聴くことを大事にし、スムーズで密なコミュニケーションを取り、ご支援させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。